2009年度 幹事長所信 |
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-はじめに-
現在の京都の繊維業界の現況を考えたとき、業界の大多数の方が厳しいと感じているのは紛れもない事実であると思います。そんな経済状況の中、我々織商青年部会は40周年という節目の年度を迎えました。
「40周年」というものは最初の一年の土台があり、その上に築き上げられた今までの歴史や伝統がある。だから我々はこうして今も青年部会を通じて自己研鑽できている。会員間の交流があり、共に活動することができている。そう考えた時に私は青年部会に「感謝」を意識しました。
今年度一年間の活動や事業はもちろん大切です。充実させたいと思っています。ただ、今年度だけ考えて活動するのではなく、今日までの歴史や伝統に「感謝」するところからスタートしてみましょう。そして、その歴史に今年一年の活動を刻み込み、青年部会の将来に繋がる一歩を踏み出しましょう。今年一年、互いに「感謝」しあえる環境の下で例会・事業を展開すれば、この厳しい環境の中でも我々にとって必ず有意義な一年になると確信します。
-感謝-
皆さんは一日に何回ぐらい「ありがとう」って言いますか? 実際に言葉として使っていることは意外に少ないのではないかと思います。青年部会では例会や事業が終了したとき、担当の委員会や担当の方に「お疲れ様」、「ご苦労様」等の言葉を掛けられていたと思います。今年度はこれに「ありがとう」をつけてみましょう。どんな例会や事業でも、企画・立案から実行に至るまで様々な苦労が付きまといます。それを乗り越え終了したときは本当にほっとしますから「お疲れ様でした」で良いのかもしれません。しかし、それでは「疲れ」の部分が強調されて少し疲労感も感じます。それが「お疲れ様でした、ありがとう」ならば、ほんの少しかもしれませんが達成感や自信が沸いてきます。会社や家庭においても同様だと思います。些細なことでも「感謝」を感じることによって、相手を思いやる気持ちが生まれ、すばらしい環境ができていくのだと思います。そのような環境作りと思いやりの心で、今まで培われてきた青年部会の輪をさらに大きく太い絆に変えて行きましょう!
-笑顔-
子供は本当に楽しいときや嬉しいときに笑顔を出します。純粋で無邪気な笑顔って本当にいいものです。その笑顔に心が安らぎ周りの大人も笑顔になっています。それが大人になるにつれ、徐々に頭で考えてから笑ったりするようになります。それだけ色んな人と出会い、色んな環境で人生経験を積み重ねていくのですから仕方ないと思います。しかし、笑顔のある環境で嫌な思いはしないものです。挨拶でも笑顔で言われれば気持ちよいものです。我々は厳しい環境の中忙しい時間を割き、青年部会という場で共に活動している訳ですから、笑顔で楽しい環境を作りましょう。事業に対する色んな意見やアイデアを出すための環境作りの一つに笑顔を使ってみましょう。その環境を作り出せば意見も出やすくなり、担当者自身はもちろん参加される方の充実感や達成感、「参加してよかった」という思いを生み出すような例会や事業を開催できるはずです。青年部会の雰囲気も今まで以上に明るさと輪が生まれ、織商加盟商社の方を始め会員以外の色んな方々にも我々の雰囲気や活動が発信できて、青年部会のすばらしさをきっと感じてもらえるはずです。
―40周年記念事業―
今年は40周年という節目の年度です。この記念の年にいくつかの記念事業を全員協力のもと開催します。
通常の例会の位置付けとしましては、1月に「感謝・笑顔」に繋がり感動を与えてくれる講師をお招きしての記念公開例会、11月にKJSCを始めとするOBの先輩方と40年の足取りを振り返ると共に、今後の青年部会の発展を願う記念式典を開催します。
特別事業といたしましては、7月に加盟商社の方を対象に「浴衣姿でサッカー観戦」を実施します。京都唯一のプロスポーツチーム京都サンガFCの試合を統一の浴衣で観戦し、加盟商社が一体となって応援することにより、夏場の京都を盛り上げたいと考えます。また11月には我々京都の繊維業界の中心地「室町」を拠点として、一般の方をターゲットに着物姿で楽しんで頂ける事業を開催します。着物姿の方が京都の町を散策することで、京都の方や観光客はもちろん、マスコミやメディア等を通じて全国にも我々の事業をアピールし、和装振興のみならず業界活性の一貫を担うような事業を開催します。
これらの事業を通じて会員全員で40周年を盛り上げ、「京都の繊維業界の発展に寄与すること」という青年部会の目的を再認識し、厳しい環境の中にあっても「未来は自分たちで創る」という気概を持ちましょう。また、我々主催者側だけでなく参加して頂く方にも楽しんで頂けるように、全員笑顔でこれらの事業を成功させたいと思っております。
-委員会-
今年度は三委員会で活動し、各委員会とも研修系、交流系両方の例会を担当して頂きます。
我々の心に響き、元気や勇気が出てくるような講師をお招きしての講演会、自らの知識や意識の向上に繋がり、社業にも活かせて頂けるような研修会、みんなが笑顔で絆の深まる交流会を開催します。記念事業は青年部会の外部への発信も意識しますが、通常の例会は第一に会員のためを考え、メリットが充分出せるようにしていきます。
その例会や事業を開催して頂くのは委員会です。例会・事業の目的や目標を明確化して、活動意識の統一化を図るため、今年度の委員会名はそれぞれの委員長に考えて頂きました。委員会名が委員会の活動方針のテーマであれば、委員の皆さんにも浸透して活動しやすく、例会内容を考えるのもスムーズに行くのではと考えました。
変革委員会
「ピンチ」を「チャンス」と捉え、そして意識や行動を「チェンジ」して行く。受動的ではなく能動的に考えることよって行動も変わります。結果も自然と変わります。全員が前向きな気持ちへと変化できる委員会運営を期待します。
飛翔委員会
厳しい時にも下を向かず上を向いて積極的に行動する。そして自らが未来を切り開いていける実行力・思考力を培う。全員で協力して前向きで元気な委員会を目指して欲しいです。
遊心委員会
厳しい時代だからこそ遊び心を大事にして、逆境に心のゆとりを持って活動する。明るい雰囲気で何事にも柔軟に対応できる委員会運営を心掛けて欲しいです。
この三委員会すべてにおいて、お互いへの「感謝」の思いと笑顔での環境作りによって例会・事業が展開できれば、きっとすばらしい委員会になっていくと思います。
-未来へ-
我々織商青年部会は先輩諸兄の築き上げられた伝統を脈々と受け継ぎ、自己研鑽・会員交流などを重ね、年々変化しながら「40周年」を迎えました。その積み上げられた歴史を振り返るだけの一年ではなく、前を向いて行動することで今後の青年部会の未来を創りましょう。
目標・目的が明確で、それが全員の意識に浸透すれば必ず強い組織になります。互いに「感謝・笑顔」を意識して行動し、壁ができても全員で協力し乗り越えられるよう、想いを一つにして活動して行きましょう。そうして培われた明るくて強い気持ちや、みんなで学んだ知識や意識を社業に生かせれば、必ず会社・業界の発展に繋がるはずです。
この「40周年」が一つの通過点となり、今後青年部会が何年、何十年と永久に継続・発展することを願い、今年一年共に活動して参りましょう!