京都織物卸商業組合 加盟商社一覧

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手おりの里金剛苑研修会報告


テキスタイル京都会では、去る9月18日に参加者16名のもと滋賀県愛知郡の手おりの里金剛苑の研修会を開催しました。金剛苑は、川口織物有限会社により絣の染織り、正藍染の技術伝承資料館として設けられた施設で、織物の材料から織機等の道具類をはじめ製品の資料を展示している織物資料館、昔の暮らしぶりを再現したヨシ葺き屋根の民家の生活資料館「金剛庵」、近江上布・秦荘紬を製作し藍瓶を併設している染織工房があります。今回、参加者は正藍染めを体験。思い思いに麻ハンカチをビニール紐でしっかり括り、藍瓶に浸け広げると、藍と白のコントラストの美しい模様が染め上がりました。染織工房では、伝統工芸士による近江上布・秦荘紬の製作過程の説明を受け、櫛に似た道具で糸染めする櫛押し染めや絣の柄を合わせる細かい作業を見学しました。
その後、五個荘へ移動し、近江商人の邸宅 藤井彦四郎邸を見学。五個荘は、近江商人発祥の地の一つで、幕末以降、明治、大正、昭和戦前期にかけて多くの商人を輩出し、天秤棒に肩に三方よしの精神で全国を行商し、明治時代には全戸数の3分の1にあたる60戸以上が呉服・太物などの繊維製品を扱う商業に住持していた地です。藤井彦四郎邸は、鳳凰印の「絹小町糸」の販売や「スキー毛糸」の製造販売を行い、また日本で最初に化学繊維を輸入し「人造絹糸」として販売した同氏の屋敷です。五個荘商人の歴史的資料や生活文化資料を多く展示し、琵琶湖を模した地泉回遊式の庭園をはじめ、主屋、客殿、洋館、土蔵が立ち並んでいました。yomimono4_3.jpg
テキスタイル京都会で初めての研修会となった今回は、厳しい商況の中、日常業務に追われる会員のために役立つ研修を目指し企画しました。参加者によって、実際にものづくりの場や歴史を肌で感じとり今後の営業活動に生かしていただく機会となるような研修会等、当会では、今後も皆様に情報発信できるよう取り組んでまいります。

 

 

 


●手おりの里 金剛苑<http://www16.ocn.ne.jp/~kongouen/
※一般来館可
 〒529-1204滋賀県愛知郡愛荘町蚊野外514 ℡(0749)37-4131


●五個荘 藤井彦四郎邸<http://www.city.higashiomi.lg.jp/
※一般来館可
 〒529-1404滋賀県東近江市宮荘町681 ℡(0748)48-2602

 

 

<近江上布・秦荘紬製作工程>

設 計 →糸染め →整 経 →絣染め →唐 巻 →製 織 →仕上げ

 

糸を正藍などで染め、整経した経糸は糸束ごとに竿枠掛けし、櫛と呼ばれる道具を用いて絣を染め付ける。絣の柄を合わせ、織機で織り上げる。近江上布は近江の独特の仕上げ方法「ちぢみ加工」に仕上げる。奏荘紬は湯通しをし、ふっくらとした風合いに仕上げる。

 

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365日晴れの町~京都三条会商店街~


今回ご紹介するのは今年6月に中小企業庁が選定した『新・がんばる商店街77選』に京都府下で伏見大手筋商店街と共に選ばれた京都三条会商店街です。商店街活性化を目指して様々な仕掛けを打ち出し、活力を取り戻す"カギ"は何なのか?京都三条会商店街振興組合理事長の上田照雄さん、副理事長の村上俊夫さんにお話をお伺いしました。

 

商店街活性化へのカギとは?
京都三条会商店街は京都の西の中心部に位置し、堀川通~千本通の間約800mの長いアーケードが続く総店舗数180店が立ち並ぶ商店街です。


yomimono4_2.jpg「京都三条会商店街の歴史は古く、はじまりは大正3年です。一時240あった店舗がどんどん減少し、"何とかしなければ"と動き始めたのが今から20年前のことでした」。
それから上田理事長率いる三条会の奮闘が始まります。まずは商店街に店舗を構える全ての店が組合に加盟して結束を固め、行政の助成金を受けてアーケードの補修工事に取り掛かり、照明を効果的に調整してムダを無くしました。そして商店街に客足を復活させるため積極的な話し合いを重ね、「リボンスタンプ事業」を主柱に様々な取組みがスタートします。
リボンスタンプ事業とは商店街のスタンプ発行店で100円買い物する毎にリボンマークのスタンプシールが1枚貰え、台紙に200枚貼ると無期限で300円の金券として利用してもらえるお客様への利益還元事業です。しかしこの事業の面白いところは、このスタンプでしか参加できない様々な商店街企画のイベントで活用できるところ。優先的に利益が得られるものだったり、超豪華賞品が当たる抽選ができたりと、300円の金券以上の価値を生む可能性を秘めたものでもあるのです。子供だけが参加できる抽選会の季節になると、スタンプをせがまれるからと可愛い孫のために躍起になって集めるおじいちゃんおばあちゃんもおられるそう。「イベントでは常に採算度外視。お客様に還元したいという気持で我々も楽しみます。目的はリボンスタンプの付加価値を上げること」。商店街のイベントは抽選会を始めとしてマグロの解体ショーや移動動物園、七夕夜市など実に多彩。そんなアイディアは一体どこから湧いてくるのでしょうか。
「集会での飲み会です(笑)皆でワイワイと"これをやったらおもろいんちゃうん?"と思いつくまま話し合って、実現したものが多いです。素面だと資金面とかそういう難しいことが先に立ってしまうからダメですわ」。特に毎年7月の第1土曜に開催される七夕夜市は、露天業者を一切入れずに各店が工夫を凝らして夜店を出されています。かき氷、フランクフルトなどが100円という良心的な価格設定には人が人を呼び、今年は3万人もの人々で賑わったそうです。「我々のターゲットは子ども。子どもさんが喜ぶイベントを考えると、自然に大人がついてくる。そして地域が協力してくれます」。
アーケードの飾り付けには組合員自身が参加し、ホームページは村上副理事長が作成するなど削減できる経費は徹底的に削減し、浮いた資金をイベントでお客様に還元する。
yomimono4_1.jpgするとポイントを目当てにお客様が商店街に足を運ぶ。三条会商店街はお客様のワクワク感をうまく刺激して、単なる売り手と買い手という構造から一歩踏み出し、ほどよいコミュニケーションの輪を広げることで地域に支持されているようです。最後に商店街活性化のカギとなるメッセージを。
「現在店舗は180店まで回復し、商店街の通行量も1.5倍になっています。若い店舗主さんも増え、活性化に向けて取り組んで20年、やっと最近になって身を結んだと実感しています。商店街に入っておられる店主さんに言いたいのは、やはり商店街活動に参加すること。受動的ではなく積極的になることでやりがいが出てきます。そして商店街に人を集めること。イベントをやるならお金儲けじゃないものが良いです。子どもを巻き込み、地域を巻き込む。地域が協力してくれることが第一歩です」。
楽しく元気になるお話を1時間にわたりお伺いしました。3万人の人出で賑わう七夕夜市には、皆様もぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。

 

京都三条会商店街<http://www.eonet.ne.jp/~sanjo/
◎地下鉄─東西線「二条城前駅」下車徒歩5分 ◎阪急電鉄─「大宮駅」徒歩10分

 

 

 

日々のトラブルを検証するicon23.GIF
icon24.GIF             クレーム事例Q&A

 

 

衣類に潜む様々なトラブルをご紹介していますが、今回は繊維製品が黄色く変色する黄変の事例です。

 

◎ハンガーによる黄変

 

相談:主婦のAさんは、先日久しぶりに白7分丈パンツを着用しようとクローゼットから取り出してみると、ハンガーの滑り止めに当たっていたところが黄色く変色していました。ハンガーの素材はプラスチック製です。どうしてこうなるの?
    (7分丈パンツの詳細)綿100%

 

回答:これはプラスチック製ハンガーに使われているフェノール系酸化防止剤(BHT)と空気中の窒素酸化物が保管中に反応して、黄色物質がパンツの上でつくられたと考えられ、黄変といわれる現象です。フェノール系酸化防止剤(BHT)とはプラスチック製品、包装用フィルム、合成皮革、潤滑油に添加されているものです。昔流行った肩パットのウレタンフォームにも使用されており、ドライクリーニング後、ビニール包装したまま置いておくなど空気が停滞する状態で保管していると、肩の部分が黄変するトラブルがありました。今回のようなトラブルは、日頃涼しい場所で保管し、時々空気の入れ替えをすることで予防できます。また、黄変は水洗いやドライクリーニングで取れることが多いので一度洗ってみて下さい。

 

 

 

 

総務省統計局発表『平成20年家計調査年報』

 

毎年総務省統計局が調査する『家計調査年報』の平成20年調査結果が発表されました。1世帯あたりの「生地」の消費項目は全国平均722円。昨年調査より234円のダウンとなりました。都市別ランキングは次の通りです。

 

1位:大津市 2,112円  2位:福島市 1,492円
3位:鳥取市 1,401円  4位:甲府市 1,251円
5位:佐賀市 1,204円  6位:高松市 1,186円

 

「生地」の全国平均722円を他の消費項目に照らし合わせてみると「ネクタイ」(774円)や「サンダル」(727円)とほぼ同じ消費にランクします。これらは個人の好みの影響を受けやすく、多彩な品揃えを必要としたりトータルな提案力が求められたりするファッションアイテムです。我々の扱う「生地」も、生地そのものを売ることに加えて、生地を完成品に導くトータルな取り組みを強化する必要がありそうです。
また、「生地・糸類」(被服地の材料)の消費項目は全国平均1,704円と昨年調査より785円の大幅アップ。全国都市のほとんどが平均金額千円越えとなりました。世界不況の影響で家計の節約意識が高まり、"手作り"の良さが再認識された結果ではないかと考えられます。

 

 

 

京都インフォメーション

 

★テキスタイル京都会催し予定

テキスタイル京都会各社では、織商テキスタイル部の月例催事日程に準じて、下記の通り展示会を行っています。是非お越し下さい。

 

◎「テキスタイル展」 2009年11月4日(水)・5日(木)・6日(金)  会場:各社店舗
◎「テキスタイル展」 2009年12月8日(火)・9日(水)・10日(木) 会場:各社店舗
◎「2010-2011A-W京都スコープ展」12月10日(木)・11日(金)
      会場:TEPIA3FエクジビションホールAB(東京都港区北青山2丁目8-44)
      ※協友㈱、大松㈱、外村㈱が参加。
◎「テキスタイル展」 2010年1月12日(火)・13日(水)・14日(木)  会場:各社店舗
◎「テキスタイル展」 2010年2月2日(火)・3日(水)・4日(木)     会場:各社店舗
◎「テキスタイル展」 2010年3月2日(水)・3日(木)・4日(金)     会場:各社店舗

 

★京都・秋のイベント情報

 

◎御即位20周年記念京都御所特別一般公開
 天皇陛下御即位20年を記念して、紫宸殿、清涼殿、小御所等の参観を中心とした例年の一般公開コースに加え、通常非公開の皇后宮御殿、飛香舎、若宮・姫宮御殿及び朔平門が特別に公開、御即位に関連した展示等も実施される。
 会期:2009年11月1日(日)~11月10日(火)
 場所:京都御所
     
http://www.kunaicho.go.jp/20years/kyotogosho/kyotogosho.html

 

◎京都 知恵と力の博覧会
 京都の知恵と力を内外へアピールし、観光需要の創造、環境との共生、雇用機会の創出を図り、元気な京都づくり、日本づくりにつなげていくという趣旨のもと「京都 知恵と力の博覧会」が開催される。知恵博では、京都各地で様々なイベントが実施される予定。
 会期:2009年10月10日(土)~12月20日(日)
 場所:京都各所 ※各イベントの詳細はホームページより参照下さい。
     
http://www.kyo.or.jp/chiehaku/