染織技術アーカイブ「織る」

 

タフタ taffeta  

ペルシャ語で「糸を紡ぐ」を表す「taftan」に由来するといわれる、絹または合成繊維の強撚糸で織る平織物で、ハリがあり光沢に富み軽い。現在ではレーヨンやナイロン、ポリエステルなどでも織られ、流通しているが本来は絹織物で、たて糸に諸撚り(2本の単糸を撚り合わせた糸)本練糸、よこ糸に片撚り(無撚りもしくはほとんど撚りのかかっていない単糸を2本撚り合わせた糸)本練糸を使って、緻密に織った平織物。たて糸が密で、よこ糸が少し太めのため、細いよこ畝が現れる。


 

 


 



 

◆タフタはこのような布地につかわれています◆ ※クリックで各布地のページにジャンプします。

ナイロンタフタ ベンタフタ